1986年からをふりかえってみると
大学時代の論文作成時にPCを使っていました
NEC 9801VX2 デスクトップPCですね。ていうか,当時はデスクトップPCとブラウン管モニターしかありませんでした。
当時の本体は43万円。加えて,モニターとインパクトプリンターを買いました。これまでアルバイトで貯めたお金が吹っ飛びました。
就職後は,日本語ワードプロセッサー全盛の時期でした。(数行表示の東芝ルポとか・・・,ありましたね。)
周りの職員が日本語ワープロを次々と購入する中,頑固にPCとワープロソフトを使って仕事をしていました。
元職は,プリントなどの原稿をどうやって綺麗に,しかも時短で印刷するかということが重要でした。就職当初は手書きの文書しか無いような時代でしたので,きれいにプリントアウトされた文書を,自分で作るためには,機材が必要だったわけです。(そういえば,コピー機というものさえ無かったですね。ガリ版を普通に使っていましたね。)
例えて言いますと,勤務医ドクターが電子カルテ入力用のPCを自前で買って,仕事をしていたような感じでしょうか。
その後,ラップトップPC,ノートPCが次々と発売され,職場と自宅の作業を両方こなすために,いろいろと買い続けていく時期が訪れます。インターネットが普及するのもこのころからです。
職場に公務用PCが一人1台設置されるようになったのは,ようやく2010年度からでした。それまでは,1台のPCを10~20人の職員が共用するとかがあたりまえ・・・・。残業手当が支給されない元職でした。時間単価思えば,自前のPCを仕事場に持ち込み作業しないと,効率が悪い悪い。その結果,個人情報を終始持ち歩いていたわけですね。今では考えらませんね。
今回は
そんな私の遍歴を暇に任せて振り返りました。
仕事に使ったPC
・9801vx2(DOS) 43万 1986年
・98LT 29万 1987年
・EPSON386noteA 26万 1990年
・mebius(Win95) 45万 1992年
・FMBIBLO(Win98) 25万 1996年
・SONY(WinXP中古) 25万 2002年
・ドスパラ(WinXP) 25万 2010年
合計 218万円(万以下の端数は切捨)
となりました。もちろん,これらは経費で落とすこともできなかったっす。
今は,環境がよくなりました。スタッフルームと教室に各1台設置され,独立したネットワークやVPNで繋がれています。データを持ち帰る仕事なんてできませんし,する必要がありません。
一方,電子黒板や液晶プロジェクター,書画カメラなどを自前で購入して公務に使っている方もいました。ここまでくると,仕事に使う道具にはこだわりを持つ「職人魂」を感じます。っていうか,それを個人に販売する出入り業者さんもいたわけですがね。「これがあると,授業が便利になりますよー!」って。(セールス先が違うんじゃね!?)
すみません
今日は,愚痴っぽくなりました。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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