日本をはじめ各国の感染症対策で、1年以上旅行に出られていません。1月に予定していた国内Gotoトラベルも、再び緊急事態宣言が発令されたため、直前のキャンセルをせざるをえませんでした。我慢の時が続いています。
息子が小さかった頃、年末は東南アジアのどこかで紅白を見ていました。
20年ほど前は航空券やホテルを探すのにも、現在のネット検索サービスなどなかった頃です。abroad(雑誌版)やwebサイトをポチポチ探して、旅程を考えていった時分でした。今振り返ると、こういう脳内旅行も楽しいものでした。その後、Hotelclub(現在はサービス終了)に出会い、宿探しが格段に便利になりました。
2004年12月26日、スマトラ沖地震がありました。
震災情報を知ったのは、空港へ行く前の高速道路SAで見たTV情報でした。私たち家族は、27日発の福岡空港発チャイナエアライン(CI)で台北乗り継ぎのプーケット便を利用するために、前泊地の福岡を目指して移動中だったのです。
とりあえずホテルチェックイン後、情報収集と現地への連絡ができないかと、ホテルのPCで情報検索したり国際電話発信可能なプリペイドカードをコンビニに探しに行ったりした記憶があります。
福岡空港のCIカウンターは、サービス終了時刻を既に過ぎています。時差で開いているはずの台北デスクや現地プーケットへの連絡を試みました。プーケットへの連絡は思った通りつながらず、CI台北では、情報収集中のため現時点では詳細はわからないとのことでした。
今思えば当然ですよね。しばらくしてプーケット空港はクローズとの情報をえられました。格安航空券なので台北←→プーケットの扱いはどうなるのか、全くもってわかりませんでした。考えた選択肢は次の通りでした。
①旅程をキャンセルして、おとなしく帰る。
②とりあえず台北まで飛んでから考える。
③台北←→プーケットを別の航路に変更できるか交渉してみる。
No reroute は格安航空券としての条件の一つでしたので、③は望み薄そうでした。
私と妻の実家に連絡を入れましたが、当然のように①を勧めてきました。
これ以上は本日中にできることは無いと判断し、明日一番で次の行動に出ようと思いました。
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